時計専用表示 | オーバレイ表示 | |
---|---|---|
表示画面 |
|
|
接続方法 | テレビのビデオ入力端子に接続します。 | ビデオ機器(VTRやDVD)のアナログビデオ出力とテレビのビデオ入力端子の間に接続します。テレビの内蔵チューナの表示画像にオーバレイ表示することはできません。 |
ビデオ信号 | 毎秒64フィールドのモノクロノンインタレース信号です。テレビによってはうまく表示できないことがあるかもしれません。 | ビデオ機器の画像に時刻がオーバレイ表示されます。入力信号が無い場合は同期信号が付加されて表示されます。 |
時刻の設定操作 | プリセットボタンを短く押すと1分ずつのカウントアップ、押し続けると高速でカウントアップします。秒はボタンを押した時に00秒になるので、時報で合わせます。 | |
電源 | 5V(ACアダプタ) | |
回路図 | ||
プログラム | tvclock.c, vlibnum.c, tvclock.bat | clock.c, vlibnum.c, clock.bat |
製作例 |
(40×5×20mm) |
(40×5×20mm) |
マイコンはATMEL社のAVRマイコンATtiny45Vを使いました。ビデオ信号の発生方法については、主にBruce Land氏の資料[1][2]を参考にしました。プログラムはWinAVR(20060421版)のgcc-avrで「-Os」オプションでコンパイルします。
オーバレイ表示は、ジッター(ゆらぎ)が大きく実用にならないのではないかと思っていました。しかし、Gary Dion氏の資料[3]を見て、実際に試してみると、思ったほどジッターは気になりませんでした。
[1] Bruce Land: AVR Video Generator with an AVR Mega163, Atmel Application Journal, Vol.3, pp.8-10(2004).
[2] Bruce Land: Video Generation with Atmel AVR microcontrollers(Cornell Univ. EE476), http://instruct1.cit.cornell.edu/courses/ee476/video/
[3] Gary Dion: Atmel AVR ATmega8 Video Overlay Project, http://garydion.com/projects/videoverlay/