1. はじめに 2. 誰に何を伝えるのか 3. 事実か引用か意見か 4. プレゼン機器と配布資料 5. 提示の工夫 6. Webプレゼンテーションのためのヒント 7. おわりに |
「これから○○について、(1)□□(2)△△(3)...の順に発表します」のように冒頭に「発表概要の予告」をする。
1. はじめに
はじめが肝心。
などについて触れ、発表を際立たせる。
- 現状(従来研究や従来商品)と問題点
- 社会情勢や研究動向にどう位置づくか
- この取り組みの重要性
2. 誰に何を伝えるのか
「聞き手は誰か」「何を伝えたいか」を意識する。
- 他の学生に自分が調べたことを発表(授業)。
- 市民にある分野の研究動向を紹介(講演)。
- 他の研究者に自分の研究を紹介(研究発表)。
- 顧客に新商品の説明(営業)。
3. 事実か引用か意見か
今説明していることが、
をはっきりさせる。研究発表などでは最も重要。
- 誰もが認める事実か
- 資料の引用・紹介か
- 自分の意見か
4. プレゼン機材と配布資料
- メディアの選択...スライド、ビデオなど適切なメディアを選ぶ。実物の提示も効果的。
- 機器は事前に接続を確認...機器の相性、ディスプレイの切り替えや解像度の変更などの操作、接続アダプタ(ノートPC)などさまざまな落とし穴が...。
- プレゼンデータはUSBメモリやCD-ROMでも会場に持参...念には念を。
- 1~2枚の配布資料を用意。...ただし、プレゼンは配布資料に頼らない。
5 提示の工夫
- 箇条書きと図表で簡潔な表現
- 箇条書きは1画面に数項目、シンプルに
- 提示資料をめまぐるしく変えない。
- 技巧の多用は逆効果。本当に注目してもらいたい箇所だけ脚色を。
- プレゼン時に説明箇所を強調
- 指示棒でスクリーンを指しながら聴衆に向かって説明するのが基本
6. Webプレゼンテーションのためのヒント
(Webページ作成時のポイント)(プレゼン時のポイント)
- 背景色と文字色を指定する(例えば darkblue と lightcyan)。
- ページ左右に余白を設ける。
- ページ冒頭に目次を作り、ページ中にリンクを張る。
- 画像のサイズを%で指定する(画面を拡大表示しても画像の大きさは変わらない)。
- ブラウザの表示フォントをゴシックに、リンクのアンダーラインを非表示にする。
- F11でブラウザを全画面表示にする。
- Ctrl + + や Ctrl + - でブラウザの表示を適切な大きさにする。
- 必要に応じて説明箇所をドラッグして反転表示する。
- 目次からリンクをクリックして進んだ場合は、マウスの右クリックで「戻る」を選べば目次に戻る。
7. おわりに
終わり良ければすべて良し。発表を簡潔に締めくくる。
- ~について述べた
- ○○が△△までわかった
- 今後の課題は□□
(参考文献)
[1]海保博之, 説明と説得のためのプレゼンテーション, 共立出版, 1995.
[2]阪井和男, プレゼンテーションツールとしてのWebブラウザ, パソコン活用実験授業プロジェクト報告書, 明治大学.koyama88@cameo.plala.or.jp