1987年頃、抵抗膜方式のタッチ入力ディスプレイ(ブラウン管)に表示した「山」や「川」の文字を、直径約10mmの電磁ブザーをマジックベルトで人差し指の指先に固定し、画面に触れながら読み取る実験をしたことがあります(パソコンはFMR-60)。実験は長谷川貞夫先生にお願いしました。いくつかの文字の識別は可能なようでしたが、実際の凹凸を指先で触って読む感じにはほど遠かったこともあって、それっきりになっていました。
今回、改めて、スマホに内蔵されている振動機能とブラウザのWeb Vibration API[1]を使ってWebアプリとして作ってみました。凹凸の感触という点では前に作ったものと同程度にすぎませんが、特別なものを用意しなくても試すことができるので、ひとつのステップになるのではないかと思っています。例えば、ポケットに入れたスマホに触れながら、何かの形を読み取りできるならば、役に立つ場面もあるかもしれません。
動作の確認はAndroidスマホのchromeブラウザで行っています(ブラウザの対応状況は[1])。
スマホのバイブレーション機能がブラウザから利用できるかどうかは、下記で確認できます。
下の入力欄に文字を入力し、を押してください。
上記をスマホ向けのデザインにしてみました。
[1] Vibration API, https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/API/Vibration_API