りんごのねむり


 りんごは、冬の間にねむります。これは休眠(きゅうみん)といって、木が冬の寒さから身を守るとともに、春に花をさかせて、生長していくために、とても大切なことです。

 りんごの木が休眠するためには、寒さが必要です。木は、秋になって葉っぱを落とすと、休眠に入り、なかなか目がさめません。

 ふただび目をさますのは、平均気温が7度以下の日が、約50日ぐらいすぎた後になります。

 春になって、長いねむりからさめたりんごの木は、やがて花をさかせます。そして、青森県のすずしい夏の中で、まっかな、実のしまった、おいしいりんごになります。

(青森県が作成した「あおもり発見ブック」を参考にしました。)

このページは1998年に天内純一氏が作成したものです。
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