くらしやすい雪国にするために

黒石市(くろいし)に今も残る「こみせ」

 昔は、こみせ(「がんぎ」ともいう)と いうのがあって、雪や風から通路を守りました。アーケードのようなもので、人の行き来にとても役立ちました。

県営住宅の防雪通路

 青森市や弘前市にある県営住宅には、「こみせ」を応用した「防雪通路」がついているものがあります。

電話ボックスの工夫

 雪が積もって電話ボックスのドアの 開け閉めが困らないように土台を高くしてあります。屋根もかたむけてあり ます。

消火栓の標識を高く

 雪がふってもかくれないようにしています。

克雪トレーニングセンター

 約10億円かけて、昭和57年11月30日に完成しました。冬にも野球やサッカーができるようになりました。

お年寄りの家の雪おろしのようす

 お年よりの家などを、近所の人たちや親切な人達が雪おろししてあげ ています。
 このように助けあうことも大切なことです。


このページは1998年に天内純一氏が作成したものです。
レイアウトを若干調整しました(koyama88@cameo.plala.or.jp)