--- 「小屋の名」の由来 ---

　色々考えたのですが、なかなかピンとこなくて2年も名前をつけませんでした。もう少し若いとシャレタ横文字にしたいところですが、歳とってから恥ずかしいといけないので「五十路」の心境で命名しました。広島の詩人「大木惇夫」氏の「寂身惝憬」から二字をもらい「寂惝苑」とつけてみました。「惝」の意味は薄暗い、物静か等の意で「身も心も衰えていく自分だが、自然に逆らうことなく生きていきたい」との意味であろうか。

　やはり山小屋は静かに己にたいする場所にしたいのです。でも、たまには酒の力を借りて、はめをはずす場所になっても良いと思います。

TOMMOROW LAND 共和国へようこそ(旧案内)

　山梨県大月市笹子に、昭和61年"TOMMOROW LAND 共和国"がミニ王国として独立しました。"Sun ＆ Love"を建国精神とし、 「自然を愛し、隣人を愛する」メンバーによって構成されているミニ共和国です。

　この首都こそ、笹子の山小屋「寂惝苑」にあり、現国民は、「山小屋を造る会」を中心に約30人、青大将1匹、リス2匹、野ネズミ10匹からなり、雨に濡れて咲く「あじさい」を国花とし、ワインを主特産としています。水虫の味がするという、あの有名なワイン"寂惝"です。

　この共和国の国民は、税金を払うかわりに重労働奉仕を義務づけられています。

　この労働奉仕により、寂惝苑の横に囲炉裏小屋「寂石庵」と合宿所「梁山泊」と小屋も増えました。休日にはある者は大工、ある者は畑仕事、勿論酔っぱらって何もしない者、山登りを楽しむ者と、いろんな国民がいます。

　東京の中心から西に100km、バスで1時間半と交通も便利です。宿泊設備も完備しています。

　勿論、トイレは水洗です。サウナ風呂も完備しています。

　あなたも是非、この"TOMMOROW LAND 共和国"の国民になって自然にひたり、都会の汗を流しませんか。