酒東47会(宝物殿)


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人類は麺類。
謙三 2002年02月02日(土) 14時22分
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「女性は原始、太陽であった。」は、かの女性解放運動の祖、平塚らいてふの言であるが、「人類は原始、麺類であった。」は、かの思想家ショーペン・ハウエルの辞世の句としてあまりにも有名である。(んなわけねー。)
 
 私は麺類だったら何でも好きである。かつて、三川だったか?の「斉藤製麺所」から冷や麦を取り寄せていた。(コシが違う!) ちなみに、私は断固「冷や麦派」である。素麺は細すぎます。 おいしいウドンを食べに、讃岐に行こうかと妻と計画もしている。
 その麺類の中で燦然と輝く「キングオブ麺類」が“ザ・ラーメン”ということである。 私は九州のトンコツラーメンも札幌のミソラーメンも函館の塩ラーメンも好きです。東京ラーメンもおいしいと思う。
 もし、「だめだ、だめだ!そんな優柔不断なことでは!ひとつに絞らないと、人質のオマエの家族と猫……わかってるな。」と言われて、はじめて苦渋の選択の末、「ハイ、酒田ラーメンです。」と吐露するであろう。そして、その瞬間、家族と猫は解放されるのだ。
前に、好きなラーメン店として、「三日月軒」をあげたが、酒田中のラーメンを食べつくした訳ではないので、オーソドックスなところをあげてみただけである。今はやめてしまった「来々軒」もうまかったし、「大栄軒」もいい。酒東時代、よく行った「はなや」は麺がやや黄色っぽくて固かった。当時は、常に「腹へり」だったのでよく食べた。「はなや」の冷やし中華はなぜか鮨の飯台の様な器に入っていて薬味は「わさび」だった。「腹へり」だったのでうまかった。 要は、どこの店に入っても「ハズレ」がなかったということである。 47会の同志、鈴木康之くんの「味好」も行ったことはないが、岩浪が、「マジで、んまい!」と言っており、かなりの人気店だとのこと。うれしい!

 さて、その酒田ラーメンであるが、余分なものをいっさい排したその姿はシンプルかつ、美しい。 気品さえ感じる。
「ちょっと、具がさみしくない?」なんて言うヤツがいたら「ブッとばす!」卑しいヤツほど飾りたがるものである。 スープは余分な脂がなく、細かい脂がダイヤモンドダストの様にキラキラ輝いている。 チャーシューは豚のモモ肉、脂身なし。昨今はやりのギトギトチャーシューはくどくていかん。 最初に、そのモモ肉チャーシューを麺の下にそっと隠すことをすすめる。麺を食べ進むうちに、顔を出すチャーシューはほどよく軟らかくスープを含み、「オッこんなところに隠れていやがったのか。なんと可愛いヤツよ。」と思うことうけあいである。そして、最後にスープを飲みほしたとき、体中の細胞が「快哉」を叫び、祝福する。
「ありがとう!自分は生まれかわった!」 私とラーメンと宇宙が「三位一体」となり、円となり、球となる。(どっかで聞いた?)


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