酒東47会(宝物殿)


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病気自慢
しんどう 2002年03月21日(木) 12時46分
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謙三くんの病院レポートを読んで、なんだか病気自慢をしたくなった。
私は一見健康体なれど、幼少の頃からやっかいな病気を持っていた。

その1つが、まだその名もない頃の「アトピー性皮膚炎」。就学前はちんちんのまわりは湿疹、耳の付け根はいつも切れていた。野崎くんの御尊父の皮膚科にはよく通ったが、子供にとっては怖いドクターだったので、途中で他の皮膚科に移ったことを覚えている。常備薬は「レスタミン」という抗ヒスタミン剤だった。家族が心配して、結局祖父と祖母と3人で蔵王温泉に10日間、湯治なるものを初めて経験した。硫黄温泉は皮膚には刺激的で痒みが薄らいだ。それよりも物心が付いていない頃に湯治なる「人生の洗濯」を味わったことが、後の人間形成に大きく影響してしまったような気がする。今でも「玉こんにゃく」と「ずんだ餅」を見かけると「極楽、極楽」と声に出したくなるほど蔵王温泉の黄金の日々を思い出す。

お陰で小学校、中学校は比較的平穏な日々を過ごせた。ところが酒東に入学してから、再発してしまった。原因は後々になって分かったことだが、まだその名もない頃の「ハウスシック症候群」。ちょうど70年に自宅が新築して勉強部屋なる自分の部屋をあてがわれた。しかしどうも目がチカチカして落ち着かない。しまいには顔と頭皮に湿疹ができて痒みがひどく、お勉強どころではなかった。学校には額によく包帯を巻いて登校した。まったくもってステロイド軟膏が離せない高校時代だった。結局、部屋の壁紙に使った接着剤のホルムアルデヒドが原因と分かったのは「ハウスシック症候群」なる言葉が世に出てからだった。

うちのカミさんは小学校からずっと慢性の副鼻腔炎(蓄膿症)である。よく「蓄膿がなかったら私はもっと勉強していた」と自慢ともつかぬ言い訳をいう。かくいう私も負けじと「アトピーがなかったら高校時代もっと勉強していた」と応酬する。人生いろいろだが、うちの夫婦は病気自慢の点では結束がかたい?


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