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しん | 2019年04月03日(水) 03時04分 | |
新しい年号「令和」は、最初エって思いましたが、30年前の「平成」がそうだったように、だんだん馴染んでいくのでしょうね。 今回の出典が万葉集といっても、万葉仮名にそもそも漢字の意味はないだろうと訝しく思っていたら、大伴旅人が催した梅花の歌宴に添えた漢文調の序文から引用したというので納得です。考案者は万葉学者の中西進との新聞報道を知り、さっそく家にある中西進著『古代史で楽しむ万葉集』から大伴旅人(たびと)の項を開いてみました。 すると、梅花の歌宴に添えた漢文調の序文とは、王羲之(おおぎし)が曲水の宴に添えた「蘭亭の序」を大伴旅人がまねたものとあります。この「蘭亭の序」は王羲之の最高傑作。書き始めが「永和九年・・」とあるように、東晋時代の「永和」という「令和」と一字違いの年号がここにも隠されているではありませんか。なにか不思議な関係性を感じますね。 要は、安倍さんがいくら出典先は国書がよいと言ったところで、漢字文化圏を考えれば、中国由来の漢籍を離れることはできないということです。 ちなみに、「令和」を数字で表記すると「018」。これに年号を足すと西暦になる。 令和3年であれば、018+3=021 つまり西暦2021年。 伊集院光がラジオで話していました。誰が気づいたか分からないけど、すごい発見! |
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