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進藤安神堂 | 2019年07月05日(金) 00時51分 | |
やっぱ「食」の話はいいもんですの。 最近読んだばかりの『山海記(せんがいき)』(佐伯一麦著)のなかで、「栃(橡)の木」について(やたら詳しく)語る箇所が目に止まり、その流れで登場する「栃餅」の存在に、なにか懐かしいものを感じたのか、すっかり取り憑かれてしまいました。というのも、庄内地方の温泉場にあるという餅屋のおばさんに聴いたという「栃の実の灰汁抜きの仕方」の記載は凡そ9行にわたり、詳細に綴られたその内容はもはや感動ものだったからです。 そんな手間ひまかけて作る「栃餅」を、果たして子どもの頃に食したのかどうか、記憶がいまひとつ曖昧なのです。商業高校に行く途中にたしか餅屋さんがあったのですが、笹の葉に乗っけた黄色い「粟餅」だったような気もするし、でも茶色い「栃餅」もあったような気もするのです。調べてみると、鶴岡の「もち工房 たわらゆき」というお店で、11月中旬から注文受付とありました。そんなこんなで、令和元年の年の暮れには、なんとか「栃餅」を食してみたいと、細やかな願望を抱いておるのです。 image/jpeg 55KB |
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