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進藤安神堂 | 2019年09月05日(木) 02時02分 | |
御船くんが亡くなった8月31日といえば、わたしは所用で、彼の母校である山形大学にいました。夕方は山形駅ビルまでぶらり歩き、何気に見つけたレストラン平田牧場で食事をしました。この「レストラン平田牧場」はいらぬ情報かと思うでしょうが、そうではなかったのです。実は昨年9月1日のこと、庄内空港で奥さん連れの御船くんに偶然出会っているのですが、それがレストラン平田牧場の店頭だったのです。ここ1年に渡るこうした偶然の集積からみても、8月31日の山形には、たぶん御船くんがわたしの傍にいたような気がしてならないのです。 御船くんとは、花園幼稚園・浜田小学校・酒田二中・酒田東高までずっと一緒だった唯一の間柄でした。成人してからは互いに疎遠になっていました。それがここ数年の同期会をきっかけに、長い疎遠の時期を取り戻すほどに、これからはおじさん同士の新たな付き合いが始まると期待していました。それだけに、御船くんの訃報はどうしても受け入れ難く、ほんとにつらく悲しいばかりです。 今度、御船くんに会ったら一言お礼を伝えようと思っていました。それは小学3年生の時、「もしぇさげ読んでみれ」とわたしに一冊の本「クオーレ」を貸してくれたことがありました。わたしが本を読むことが好きになった原点は、御船くんが貸してくれたあの時の「クオーレ」にあります。そのことを直接伝えようにも、今やかなわぬことになってしまいました。でも、その思いを彼に伝えるためには、御船くんのことをずっと忘れないこと。今は、そう信じるようにしています。 |
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